適切なインプラント治療とは何かを考える
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インプラント治療と歯周病
歯が抜ける原因である、歯周病についての説明と対応です。
インプラント治療は歯が抜けてなくなってしまった場合に行う治療です。歯が抜ける原因のひとつである歯周病は、歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨という、歯を支える歯周組織に起こる炎症を主な症状とする病気です。程度の差はあれ、多くの人が歯周病にかかっています。バイオフィルム(歯垢)の中の歯周病原菌やその代謝産物の作用によつて、歯周組織が破壊され、重症になると歯がぐらぐらになり、膿が出て、やがて歯は抜けてしまいます。歯周病になる細菌の感染経路は、健康的な身体には存在しない細菌に外部から感染して発症する外因性と口腔内を不潔にしていたり、身体の免疫機能が低下すると口腔内の細菌が増えて発症する内因性の2つがあります。
歯が抜ける原因のひとつである歯周病には、かかりやすい人とかかりにくい人の個人差があります。この理由は、細菌と個体の免疫応答の違いや遺伝的背景の差などによるものだと考えられています。歯周病の危険因子をできるだけ排除することが、インプラント治療の必要性の有無にも関係してきます。歯周病の危険因子は、生体の細菌に対する対応に悪影響を及ぼすもので、喫煙、糖尿病、女性ホルモンの変化、服薬などの全身的因子と、歯垢を貯めやすい歯や歯周組織の形態、唾液腺や口呼吸などの局所的因子の大きく2つに分けられます。
インプラントにしたからといって、歯周病にならないわけではありません。自分の歯であった時と同じように、名前はインプラント周囲炎と変わりますが、歯周病になります。歯周病の最大の危険因子は喫煙です。タバコ根絶のための動きも世界で行なわれています。1988年には、タバコを吸わないことが一般的な社会習慣になるよう、世界保健機構(WHO)によって、5月31日が世界禁煙デーに定められました。日本でも世界禁煙デーに始まる一週間を「禁煙週間」と定め、各種の週間行事を実施しています。