適切なインプラント治療とは何かを考える
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インプラント治療の症例
インプラント治療の症例をご説明します。
インプラント治療後、長期にわたって痛みがある場合、炎症が起きていることがあります。鎮痛剤や抗生物質でおさえます。インプラント埋入後、唇がしびれる方もいらっしゃいますが、それは埋入の際に神経を傷つけた可能性がありためです。しばらく様子をみて、しびれがおさまらないようなら一度インプラントを外すこともあります。インプラント治療後、鼻血や鼻汁が出る場合、上顎洞に炎症がおきている可能性があります。たいていは投薬で2週間ほどで直ります。
3年ぐらいでインプラントが抜けてしまうのは、インプラントに負荷がかかりすぎているためにインプラントと骨の境目に亀裂が生じたためです。この場合、再度インプラントを埋めることになります。埋入時にはインプラントの太さを変更するか、隣にインプラントを追加します。歯周病で抜けることもありますが、これは定期的なメンテナンスをしないで放置していたためであったり、回りの歯に元々重症な歯周病があったりすると、急速にインプラント周囲の骨が溶け出してしまいます。この場合、問題の箇所に薬剤を注入します。また歯軋りがひどくてインプラントが抜ける場合もあります。これはインプラントに異常なストレスが常にかかったためです。この場合も再度埋入することになりますが、その時にインプラントの太さを変更するか、隣にインプラントを追加する、もしくはマウスピースを使用します。
インプラントの歯のセラミックの部分が、強い衝撃に耐え切れず割れることがあります。このトラブルは高い頻度で起こっています。割れてしまった場合、小さな割れであるのなら丸めたりして直します。大きく割れた場合は被せ物をはずしてセラミックスを盛りなおします。セメントかネジで固定されている被せ物の固定部分が緩んでいると、被せ物がよく外れることがあります。このトラブルも比較的多く見られます。この場合は、セメントを強力なものにしたり、ネジの締め付けを強めにたりして対処します。